漫画コラム|つい周りと比べて落ち込む日
つい周りと比べて、
落ち込む
日
職場で周りの人がいつも通りに見えると、 「自分だけつらいのかな」「自分だけできていないのかな」と感じる日があります。 そんな日は、周りと比べ続けるよりも、昨日の自分と比べて今の状態を整理してみましょう。
気分の落ち込み、不眠、不安、仕事に行く前のつらさが続く場合は、医療機関や勤務先の相談先も確認してください。

漫画で読む
ヒーロー画像では細かい文字や表情が見えにくくなるため、漫画部分を切らずに大きく表示しています。 読んだあとに、周りとの比較ではなく、昨日の自分と比べて今の状態を整理していきましょう。

結論:比べる相手は、周りではなく昨日の自分でいい
職場では、周りの人が普通に働いているように見えることがあります。 笑って話している人、手早く仕事を進めている人、会議で迷わず発言している人。 そんな姿を見ると、「自分だけ遅れているのかな」と感じることがあります。
でも、外から見える姿だけで比べると、自分の状態を正しく見にくくなります。 体調、睡眠、家庭の事情、仕事量、責任の重さは人によって違います。 まずは、周りではなく「昨日の自分」と比べてみましょう。
- 昨日より少し落ち着いているか
- 昨日より一つ作業できたか
- 昨日より早めに休めたか
- 昨日より相談しやすい形に近づいたか
周りと比べると、見えにくくなること
比べること自体が悪いわけではありません。 ただ、周りとの比較だけで自分を判断すると、必要な休み方や相談のタイミングを見失いやすくなります。
気持ち
「私だけできていない」と感じやすくなり、できたことまで見えにくくなります。
仕事
焦りが強くなり、目の前の作業に集中しにくくなることがあります。
相談
「このくらいで相談していいのかな」と迷いやすくなります。
判断
辞めるか我慢するか、極端な考えに寄りやすくなることがあります。
落ち込んだ日にできる3つの整理
周りと比べて落ち込む日は、まず頭の中を小さく分けます。 できていないことだけでなく、できたことや助かったことも同じ場所に置いて見ます。
1. 今の状態を書く
気分、体調、眠気、集中のしやすさを短く書きます。単語だけでも大丈夫です。
2. できたことを見る
出勤できた、メールを返せた、休憩を取れた。小さくても一つ確認します。
3. 比べる基準を戻す
周りではなく、昨日の自分と比べます。少しでも整ったことがあれば、それも大切な変化です。
4. 明日に回してよいことを決める
今日全部を戻そうとせず、明日に回してよいことを一つ決めるだけでも整理になります。
昨日の自分と比べるメモ
落ち込んだ日は、頭の中だけで考えると「できていないこと」ばかりが大きく見えます。 まずは、今の状態を短く書き出してみましょう。
周りではなく、昨日の自分を見る整理メモ
自分を責めるためではなく、今の状態と仕事への影響を見える形にするためのメモです。診断用ではありません。
印刷・PDF保存は、ブラウザの印刷機能 Ctrl+P / ⌘P を使ってください。
「できていない」より「何が負担か」を見える化する
周りと比べて落ち込むと、「自分は仕事ができていない」と大きくまとめて考えがちです。 でも、実際には全部ができないわけではなく、特定の場面で負担が強くなっていることがあります。
- 朝の立ち上がりが重い
- 会議中に集中が続きにくい
- 急な依頼が重なると焦る
- 帰宅後に家事まで回らない
- 翌日の予定を考えると不安になる
こうして書くと、「自分がダメ」ではなく、「どの場面に調整が必要か」が見えやすくなります。 職場に相談する場合も、具体的に伝えやすくなります。
相談するときの伝え方
「周りよりできていない気がします」と伝えると、相手もどう支えればよいか分かりにくい場合があります。 比較ではなく、仕事で困っている場面に置き換えると伝えやすくなります。
落ち込みが続くときは、ひとりで抱え込まない
気分の落ち込みが続く、眠れない日が増えている、仕事に行く前の不安が強い。 そんな状態が続く場合は、我慢だけで乗り切ろうとしないことも大切です。
婦人科、かかりつけ医、産業医、上司、人事、外部相談窓口など、相談先はいくつかあります。 すぐに大きな判断をする必要はありません。 まずは、今の状態と仕事への影響を見える形にしておきましょう。
参考にしたい公式情報
更年期や職場での健康課題、こころの不調について確認するときは、公式情報もあわせて見ておくと安心です。
厚生労働省|働く女性の心とからだの応援サイト:更年期 厚生労働省|健康課題別 職場のサポート 厚生労働省|こころの耳:相談窓口案内あわせて整理したいページ
周りと比べて落ち込む日は、状態確認や仕事への影響もあわせて見ておくと、次の一歩を決めやすくなります。
周りと比べる前に、今の状態を整理しましょう
周りが元気に見える日でも、自分の状態は自分にしか分からない部分があります。 だからこそ、周りとの比較だけで判断せず、昨日の自分と比べながら、気分・体調・仕事への影響を整理してみましょう。
「できていない自分」を責めるより、「どの場面が負担なのか」を見える形にする。 それが、相談や調整につながる一歩になります。