更年期で休職を考える前に整理すること
まず整理できること
更年期の不調で仕事がつらくなり、休職を考えるほど追い込まれることがあります。けれど、すぐに大きな決断をする前に、今の状態、仕事への影響、相談できること、勤務調整の可能性を分けて整理しておきましょう。

仕事がつらい状態が続くと、「もう休職したほうがいいのか」「このまま続けるのは無理かもしれない」と考えることがあります。
その気持ちが出ること自体を否定する必要はありません。ただし、休職は仕事、収入、職場との関係、体調の回復、復帰の見通しにも関わる大きな判断です。
まずは、今の状態と仕事への影響を分け、休職以外に確認できる選択肢があるかを整理してみましょう。
休職を考える前に、3つに分けて確認する
大きな判断を急ぐ前に、状態・仕事への影響・相談できることを分けて見ます。

今の状態
不調が出やすい時間帯、強さ、続いている期間、生活への影響を確認します。

仕事への影響
会議、接客、通勤、集中作業など、何が難しくなっているかを分けます。

相談できること
勤務時間、休憩、業務分担、在宅勤務、時差出勤などを確認します。

休職以外の選択肢も、先に見ておく
休職を考えるほどつらいときは、まず休むことが必要な場合もあります。一方で、勤務時間の調整、業務分担、在宅勤務、時差出勤、相談窓口の利用など、休職の前に確認できることもあります。
何が正解かをすぐに決めるのではなく、今の状態と仕事への影響を整理し、会社の制度や医療機関・専門家への相談も含めて確認していきましょう。
「もう休みたい」を相談しやすい言葉に変える
つらさを否定せず、仕事への影響と確認したいことに分けると相談しやすくなります。
| 頭の中の言葉 | 整理した言い方 | 相談につなげる言い方 |
|---|---|---|
| もう休職したほうがいいかも | 仕事への影響が大きく、働き方の調整が必要か確認したい | 今の状態が仕事に影響しており、休職を含めて利用できる制度や相談先を確認したいです |
| このまま続けるのが怖い | 不調が続き、仕事後や翌朝にも疲れが残っている | 体調の波が続いているため、勤務調整や相談窓口について確認したいです |
| 全部がしんどい | 特に負担が大きい仕事場面を分けたい | 会議、通勤、集中作業など、負担が大きい場面を整理したうえで相談したいです |
| 何をすればいいか分からない | 制度、医療相談、職場相談の順番を確認したい | 今後の相談先や確認すべき制度について、まず整理したいです |
会社の制度と、体調の相談先を分けて確認する
休職を考える場合、会社の制度として確認することと、体調面で専門家に相談することは分けて考えると整理しやすくなります。
会社には、休職制度、休暇、勤務時間、相談窓口、必要書類などを確認します。体調については、必要に応じて医療機関や専門家に相談します。
- 休職制度や休暇制度の有無を確認する
- 勤務時間や業務量の調整が可能か確認する
- 上司、人事、相談窓口のどこに相談するか決める
- 医療機関や専門家へ相談する必要があるか確認する
- 復帰や再開の見通しをすぐに決めようとしすぎない

判断材料が見えてきたら、次のページへ
休職を考える前に整理した内容を、相談前の整理シートや職場相談の記事につなげましょう。
大きな判断の前に、相談前の整理シートで一度まとめましょう
休職を考えるほどつらいときほど、今の状態、仕事への影響、確認したい制度を分けて整理しておくと、相談の入口が作りやすくなります。
